9敗中5敗が逆転負け…巨人に高木京“一軍早期復帰”待望論
手痛い逆転負けを食らった。前日にエース菅野の完封劇で0.5ゲーム差に迫って迎えた26日の首位広島戦。巨人は中井の本塁打などで幸先良く3点を先制したが、先発した大竹寛(33)が誤算だった。
四回に同点に追いつかれ、六回に先頭の鈴木に四球を与えたところで降板。2番手の新人左腕・池田が3点を勝ち越され、3番手の篠原も1失点。大竹は六回途中4失点で今季初黒星となった。
今季1勝4敗となった広島戦の敗戦は全て逆転されたもの。巨人は今季9敗中5敗が逆転負けとなっている。
「八、九回はマシソン、カミネロと決まっている。問題は先発が降板した場合の六、七回。逆転負けが多いのは、勝ちパターンの投手が2人しか決まっていないからです。開幕以降そこが課題。育成の篠原を早々に支配下登録したのもそのためですが、その篠原は登板4試合目のこの日、七回に先頭の菊池を四球で歩かせて決勝点を献上するなど若さを露呈。補強するにも、4人の外国人枠は埋まっている。あとはトレードか、篠原のように育成から引き上げるしかない」(球界関係者)