2戦連続完封も 巨人菅野に心配されるモチベーション維持

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 巨人菅野智之(27)が2試合連続完封の離れ業をやってのけた。 

 11日の広島戦は六回途中5失点でKO。同じ相手に今回はテンポ良く116球を投げ、4安打7奪三振で、18日のヤクルト戦に続く完封劇。1-0は自身初めてで「やってみたかった」と笑った。

 ハーラートップタイの3勝目。昨季は防御率のタイトルを取りながら、勝ち星は9勝止まりだった。高橋監督からは今季は貯金や2ケタ勝利を期待されている。投手として横浜などで活躍した評論家の門倉健氏がこう解説する。

「突き抜けてきましたね。WBCに出場した選手の不振や故障で、大会の弊害が最近いわれますが、菅野は『それは関係ない』と投球で証明しているように見えます。なんといっても変化球でもほぼ狙ったところに投げ切る制球力。これが他の投手とは差があります。あとは捕手・小林の効果。投手心理として『今日は捕手と息が合わないな』という日が必ずあるが、菅野はリード面のストレスを感じていない。バッテリーの呼吸が合うのは大事なことなんです。今や国内ナンバーワンの投手でしょう」

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