2戦連続完封も 巨人菅野に心配されるモチベーション維持

公開日: 更新日:

 巨人菅野智之(27)が2試合連続完封の離れ業をやってのけた。 

 11日の広島戦は六回途中5失点でKO。同じ相手に今回はテンポ良く116球を投げ、4安打7奪三振で、18日のヤクルト戦に続く完封劇。1-0は自身初めてで「やってみたかった」と笑った。

 ハーラートップタイの3勝目。昨季は防御率のタイトルを取りながら、勝ち星は9勝止まりだった。高橋監督からは今季は貯金や2ケタ勝利を期待されている。投手として横浜などで活躍した評論家の門倉健氏がこう解説する。

「突き抜けてきましたね。WBCに出場した選手の不振や故障で、大会の弊害が最近いわれますが、菅野は『それは関係ない』と投球で証明しているように見えます。なんといっても変化球でもほぼ狙ったところに投げ切る制球力。これが他の投手とは差があります。あとは捕手・小林の効果。投手心理として『今日は捕手と息が合わないな』という日が必ずあるが、菅野はリード面のストレスを感じていない。バッテリーの呼吸が合うのは大事なことなんです。今や国内ナンバーワンの投手でしょう」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇