ラグビー代表・内田啓介に聞いた サンウルブズと19年W杯
「もちろん、レベルの差は手の届く範囲だと思います。実際に強豪チームと対戦してみて、自分たちの通用する部分もある程度、見えてきています。緻密さ、俊敏さ、精度の高さなどは日本は引けを取らないので十分に戦えます」
――強豪ハイランダーズではどんなことを得ましたか?
「トレーニングスコッド(練習生)という形での参加でした。僕が行く前のシーズンでハイランダーズはSRで優勝しました。サンウルブズからも話を頂き、迷いましたが、SR優勝チームで練習する機会はめったにありません。試合に出場するチャンスもあったのでハイランダーズを選びました。ハイランダーズでは技術的なことに加え、プロ意識を学びました」
――現在はどんなことを意識してプレーしていますか?
「チームはスピード感のあるラグビーを目指しているので、状況判断やパス回しなど、すべてのプレーで速さを意識しています。素早く展開できるかどうかはSHのプレーにかかってくる。一歩でも遅れれば、相手に考える時間を与えてしまい、チャンスを潰されかねません。状況判断も含めてスピード感が重要になってきます」