全米OPまで出場1大会のみ 松山英樹の“調整法”に疑問の声
5位H・ステンソンと9位J・ローズは欧州ツアーのBMW・PGA選手権に出場する。今週はトッププロの多くが欠場し、松山のスキップも想定内だ。実は全米オープン直前はメモリアル(6月1日~4日)に参戦し、1週間空けて本戦に臨むというスケジュールを過去2年間組んでいる。
「しかし、メジャーの全米オープンに勝つためには本当にこれでいいのか、という指摘もあります。松山は過去米ツアーで4勝しているが、すべて前週大会に出場をしている。トッププロのメジャーへの調整の仕方はさまざまですが、松山は試合の中で課題を修正しながら調子を上げていくタイプ。そのほうが波に乗りやすい。スケジュールの立て方に問題がないのかというわけです」(前出の吉川氏)
■競技に出て修正する調整法もある
さらに、2月のフェニックスオープン勝利後は下降気味だ。
松山の今季のティーショット平均飛距離は301.6ヤード(ランク20位)、フェアウエーキープ率61.49%(同90位)だ。
ところがプレーヤーズ選手権では、4日間の平均飛距離292.3ヤード、キープ率50%と乱れていた。