“強制終了”の過去あり セ首位打者ベイ宮崎は「練習の虫」
本人が淡々と言う。
「大学時代(大分・日本文理大)に一度だけ、コーチから『もう練習するな』と練習を止められたことがあります」
チームの後輩、嶺井博希(26)が言う。
「人を観察するのも得意で、飲みに行くと相手チームの情報とかクセとか気になったところを教えてくれるので、捕手としてすごく参考になる。あ、酒はめちゃくちゃ強いです。僕なんてとてもかないません」
プロ入り前はケガとは無縁だったが、入団1年目に腹斜筋を肉離れ。今年4月には左脇腹を痛めて抹消された。そのため、体調によってバットを使い分けるようになった。重さ850~880グラムのバット2~3種類を用意、疲労を感じるときは軽いものを使う。
「故障を経験してから、マグネシウムや水分を多く取って肉離れの予防をしたり、疲労がたまるシーズン中は筋トレを休みの日だけにしたり。外食に行っても先に野菜を食べるようにしています。あ、でも、ブロッコリーだけはダメ。見た目が“森”みたいで食べられません(笑い)」