「迷い生じる」 虎ドラ1大山“守備たらい回し”にOB疑問符
評論家の福間納氏が言う。
「戦力不足で大山の手も借りたいというならまだしも、阪神は2位をキープし、戦力は充実しつつある。内野は三塁が鳥谷、一塁は原口と中谷が争い、二遊間には上本、糸原と北條、大和がいる。外野も糸井、福留、高山がいて、俊介も虎視眈々とレギュラーを狙っている。大山は、外野だったら福留の休養日の代役くらいしか出る幕はない上、外野守備は一朝一夕でできるようになるものではない。7年目の中谷のように芽が出なかった選手にいろいろやらせるのはわかるが、大山は新人です。経験がない外野まで手を広げることで迷いや不安が生じる恐れもある。二軍で本職の三塁に固定し、鳥谷の後継者としてじっくりと大きく育てるべきでしょう」
大山は二軍では49試合に出場、161打席で打率・232、1本塁打、14打点。ドラ1新人として少々物足りないのは、たらい回しの影響なのか……。