松永浩美はチームを引っ掻き回すから阪神に放出した
1992年12月1日の午前中、わたしは野田の阪神電鉄本社にいた。
正午から梅田のホテル阪神でウエスタン・リーグの会議があったため、その前に阪神の三好一彦球団社長を訪ねたのだ。目的は松永浩美のトレード交渉だった。
師走にしては暖かかったが、空は鈍色、いまにも雨が降…
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