作新下した盛岡大付・関口監督に聞く寮生活と指導の変化

公開日: 更新日:

 ――寮では父親代わりのような役目もするのですか?

「高校生なので失敗もある。やっていいこととダメなことが分からない子がいっぱいいるので、それを教えるのが一番かなと。授業中に寝たとか遅刻したとかね」

 ――怒るときはどんなふうに。

「監督になってから怒鳴らなくなりましたね。コーチとか部長のときは怒鳴りましたけど、それって自分のエゴだなと。おりの中で厳しく育てた子たちが、いざ試合でおりを外されても、結局そのおりの中でしか動けない。言われたことや決められたことはきっちりこなすけど、それ以上はやらない。試合では、自分で気づいてやらないといけないこともあるのに、全部指示しないと動けない子になってしまったのです」

■「怒るのはエゴ」

 ――指導法を変えたきっかけは。

「12年に(花巻東の)大谷(翔平=現日本ハム)くんと対戦しないといけないことになって、そのときに自分らで動ける子にしないと、大谷くんを倒せないだろうと。例えば今、練習が終わって宿舎に帰ったら夕食の時間までフリーです。映画を見てもいい。買い物に行ってもいい。そこで学ぶことも多い。甲子園に初めて出たころは、何かしでかすと不安で外出禁止にしていた。でも、制限を加えている方が子供らは違うことをやりたくなる。だから、任せる部分は任せて、失敗したら教える。決して放任じゃないですよ。試合の中で盗塁も自由にさせていることがあって、『ちゃんと理屈があるならアウトになってもいい』と。ただ、『いけると思っていきました』とか、感覚的なものでやるのはダメだと」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    大谷の今季投手復帰に暗雲か…ドジャース指揮官が本音ポロリ「我々は彼がDHしかできなくてもいい球団」

  4. 4

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  5. 5

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  1. 6

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  2. 7

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  3. 8

    女優・佐久間良子さんは86歳でも「病気ひとつないわ」 気晴らしはママ友5人と月1回の麻雀

  4. 9

    カンニング竹山がフジテレビ関与の疑惑を否定も…落語家・立川雲水が「後輩が女を20人集めて…」と暴露

  5. 10

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場