激戦区の福岡を突破 東筑・青野監督に聞く“進学校の野球”

公開日: 更新日:

 8日に登場する東筑(福岡)は今春、現役で161人が国立大に合格した県立の進学校。1日平均2~3時間の練習で、激戦区の福岡を勝ち抜いた秘密は何か。指揮を執るのは東筑OBで、体育科教諭の青野浩彦監督(57)。選手として78年夏、指揮官として96年夏の甲子園を経験した同監督に話を聞いた。

■県大会が「ミニ甲子園」

 ――強豪が多い福岡で優勝。

「“(優勝を)狙ってもいないのに行ってしまった”というのが強さの秘訣かな。逆に、県大会でのプレッシャーはすごかった。公立高校にとっては、県大会が『ミニ甲子園』みたいな意味合いがある。欲がなかったのがよかったのかもしれません」

 ――野球ばかりの私立には負けたくない?

「私立相手には負けてもともとだから、めちゃくちゃ思い切ったことができる。逆に私立は公立に負けられないというプレッシャーがあるでしょう。今回の県大会(の終盤)は全部甲子園の経験校だったので、面白かったですね」

 ――1日2~3時間しか練習しないと。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇