レッドソックスにサイン盗み疑惑 電子機器で不正に伝達か
ア・リーグ東地区の宿敵同士の一戦で新たな疑惑が浮上である。
レッドソックスがヤンキースのサイン盗みを行っていたというのだ。5日(日本時間6日)、ニューヨーク・タイムズ(電子版)など複数の米メディアが伝えている。
記事によれば、レッドソックスが不正行為をはたらいたのは8月18日からのボストンでの3連戦。ダッグアウトのトレーナーが映像でヤンキースの捕手のミットの位置を確認。走者が二塁にいる場合は、電子機器を使って情報を送り、二塁走者が打者にコースなどを伝えていた疑惑が持たれている。
この3連戦はレッドソックスの新人内野手ラファエル・デバース(20)が2戦連続本塁打を放つなど、計27安打17得点を奪って2勝1敗で勝ち越している。
今季の同カードではサインが漏れているとみられるケースが再三あったそうで、ヤンキースはMLBに調査を依頼していた。もっとも、一部ではヤンキースによるレッドソックスのサイン盗みを指摘する声も上がっている。ア・リーグ東地区のライバル同士に新たな遺恨が生まれそうだ。