WS“戦犯”ダル残留希望も…ドジャースが再契約しない根拠

公開日: 更新日:

 15年オフ、カーショーと並ぶエース格だったグリンキー(34)が6年約235億4000万円でダイヤモンドバックスに移籍したのは、ドジャースが契約年数を渋ったからだともいわれる。サイ・ヤング賞右腕との再契約すら慎重なのだ。

 ポスティングで移籍したマエケンとは異例の8年契約を結んだとはいえ、平均年俸は約3億4000万円と格安。健康診断で肩と肘の異常が見つかったため、結果に応じた出来高払いを厚くして長期契約を結んだ。

「今季のドジャースの選手総年俸が30球団でナンバーワンなのは、前体制が結んだベラボーな大型契約が不良債権化していることが大きい。現体制は契約に関して、いたってシビアです。先発右腕が不足しているからといって、トミー・ジョン手術の経験があって、なおかつ良いときと悪いときの差が激しいダルと大型の複数年契約を結ぶとは考えられない」(東海岸の代理人関係者)

 ダルは契約を「ビジネス」とも言っている以上、ドジャースとの再契約は望めそうもない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動