貧打解消の切り札 メッツ自由契約の青木宣親を巨人が狙う
「(日本に)帰ってくるなら受け入れる準備をしないといけない」
ヤクルト・衣笠球団社長のコメントだ。
31日、米大リーグのメッツが青木宣親(35)の自由契約を発表したのを受け、獲得に動くことを明言した。
青木は来年1月で36歳になる。ワールドシリーズ出場中のアストロズで迎えた日米14年目の今季は、7月末にブルージェイズへ放出され、1カ月後にはそのブルージェイズからも戦力外通告。メッツに拾われたものの、結局、今季2度目の自由契約となった。本人はかねて「できる限りはメジャーでやりたい」と話しているが、年齢を考えても、メジャー契約で青木を受け入れる米球団があるかは不透明。仮にあっても、今季年俸の550万ドル(約6億2000万円)からの大幅ダウンは免れない。
青木自身、今季終了後に「今後もメジャーにこだわる? その辺はなんか、考えられない。精神的にはちょっと疲れたかもね」と話し、日本球界復帰を視野、と報じられた。そこで、以前から“日本に戻るなら古巣が最有力”といわれるヤクルトが、さっそくラブコールを送ったわけだが、