PS初失点も マエケン中継ぎ転向なら来季出来高どうなる

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 先発から配置転換され、リリーフとしてフル回転しているドジャース前田健太(29)。ポストシーズンは7試合計9イニングに登板して無失点だったが、8試合目のワールドシリーズ第5戦で初失点となる痛恨の同点3ランを浴びてしまった。ただ、先発だけでなく、リリーフの適性も存分に発揮しているのは事実。

 そこで気になるのが、来季もリリーフとして起用された場合に手にするカネだ。

 前田の年俸は300万ドル(約3億4000万円)だが、出来高が総額約11億5000万円とデカい。しかし、その出来高は主に先発登板数と投球回数についている。

 例えば昨季は32試合に先発し、投球回数は175回3分の2。年俸と合わせて約13億円を手にした。6月中旬にリリーフに回った今季は25先発で134回3分の1。出来高を含めた稼ぎは約9億円にダウンする。来季リリーフに専念なら、出来高はほとんど期待できないことになる。

 スポーツライターの友成那智氏は「そもそも、リリーフ転向はしないでしょう」と、こう話す。

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