格上ロシアに金星 アイスH日本女子は平昌決勝Tへ追い風

公開日: 更新日:

 平昌五輪女子アイスホッケー日本代表に追い風である。

 25日の国際壮行試合は世界ランク4位(日本は9位)のロシア相手に逆転勝ち。格上相手に大金星を挙げ、平昌に弾みをつけた。

 今大会は組織的ドーピング違反により、ロシアの選手は個人資格でしか参加できない。代表メンバー6人の禁止薬物使用が発覚したアイスホッケーの出場は微妙だ。仮に出場できても、ロシア選手団の記録は公式に認められないため、団体競技であるアイスホッケーはオープン参加になるという。

 女子アイスホッケーは米国(1位)、カナダ(2位)など世界ランク上位4カ国の「A組」と、スウェーデン(5位)、スイス(6位)、日本など下位4カ国の「B組」、計8カ国で予選リーグを実施。B組上位2カ国がA組の4カ国と決勝トーナメントを戦う。A組ロシアの決勝トーナメント進出が認められなければ、B組から3チームが勝ち上がる可能性もある。B組での日本の位置付けはスウェーデン、スイスに次ぐ3番手。開催国枠で出場の韓国(22位)を下せば、初の決勝トーナメント進出も見えてくる。

 米国、カナダなどの強豪は今回、ドーピング違反歴のある選手を代表から外した。ロシアの自滅もあり、アイスホッケー日本代表は、まさか、まさかの上位進出もありそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動