シューズメーカー垂涎 駅伝ランナーはいまや走る営業マン

公開日: 更新日:

 こんな国は他にはない。

 来年の1月2、3日に行われる箱根大学駅伝に出場する各校のエントリー選手が10日に発表された。

 毎年30%近い視聴率をあげる正月恒例の駅伝は、スポーツ用品メーカーにとっては垂涎のイベントだ。選手たちのカラフルなユニホームの左胸には、契約しているメーカーのロゴマークが印刷されている。テレビに長時間映し出される広告効果は数十億円ともいわれている。

 だが、メーカーにとっておいしいのは箱根駅伝だけじゃない。

 本戦人気に比例するように、10月に行われている箱根駅伝予選会(東京・立川市)も多くのファンが注目。こちらも日本テレビの中継で、昨年の視聴率は10.8%(関東地区・ビデオリサーチ調べ=以下同)を記録した。

 伊勢路を走る11月の全日本大学駅伝は、テレビ朝日系で放送されている。今年の視聴率は前年(10.2%)を上回る11.0%。優勝した神奈川大の選手の胸には世界的メーカーのロゴマークがついていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…