マイナーでも米国に固執 消えたイチロー日本球界復帰の目

公開日: 更新日:

 きっかけは16日(日本時間17日)、メジャーリーグの公式ホームページが日本球界復帰の可能性を報じたことだった。

 このオフ、マーリンズからFAになったイチロー(44)に関して、代理人のジョン・ボッグス氏が、メジャー球団からのオファーがないことを前提に日本球界復帰の可能性を示唆。すると、出るわ、出るわ、「オリックスが獲得に名乗り」「中日がオファー」と、せきを切ったように日本のスポーツマスコミが騒ぎだしたのだ。

 イチローは昨年12月に自ら主催する故郷・愛知県豊山町の少年野球大会の閉会式に出席。子供から質問され「ペットショップで売れ残った大きな犬みたいな感じ」と自虐的に話しながら、日本球界復帰について「可能性という言葉を使えば、いろいろなことがある。ゼロではない限り、可能性はあるということになるけど……」と苦笑した。そんな“伏線”もあって日本球界復帰報道が噴出したようなのだ。

「戻るならオリックスでしょう。宮内オーナーとはオフに毎年のように食事もしています。けれども、実際問題、戻る可能性は限りなくゼロに近いと思う」と、さるオリックスOBがこう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇