鶴竜と並び1敗キープ 栃ノ心は“握力90キロ超”の稽古の虫

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 春日野部屋の部屋付である三保ケ関親方(元前頭栃栄)は「見ている僕らはヒヤヒヤした」とこう続ける。

「以前、徳勝龍(180キロ)を吊ったときにヒザをケガしていますからね。それでも吊ったということは、今はヒザの状態はいいのでしょう。性格はマジメ。ケガをしている時は師匠から『もう休め』と言われても、『ちょっとでも動いておかないと……』と言うくらいです」

 握力は左右ともに90キロ以上。技の鶴竜か、力の栃ノ心か――賜杯争いが俄然、面白くなってきた。

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