河田と雄平が明かす ヤクルト“3時間ミーティング”の中身

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 地獄のキャンプはもう始まっている。

 ヤクルトの全体ミーティング開始は15時で、終わったのは18時。17時からは衣笠社長が1時間にわたって球団の方針について述べた。出てきた選手は口々に「長い……」と疲れ顔。バレンティンは苦笑いで会場を後にした。

 昨季はケガ人続出に泣かされたが、この日さっそく西田明央が右足負傷で離脱。それでも小川監督は「ケガを意識しすぎて練習しないというのが一番良くない。レベルを上げるためには練習が必要。敏感にならずにやりたい」とスパルタを明言した。

 それにしても監督は、2時間もの会議でいったい何を語っていたのか。今オフから加入した河田雄祐外野守備走塁コーチはこう話した。

「要は、野手はとにかく足を使っていこうと。ガムシャラに執念を持つこと。それ以外はほぼサインミーティング。バントシフト、守備と攻撃のサインの箇所や出し方について、今日一日でやってしまおうとなって、あれだけ長くなった。あとは(石井)琢朗(打撃コーチ)がこういうバッティングをしていこうと話して、オレは攻撃のサインの話をした。外野守備のサインまでいくと、さらに長くなるからやめたけど、それでもあの時間だよ」

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