19タコの日ハム清宮 オープン戦でヒット出ない本当の理由

公開日: 更新日:

「今や『日本の4番』に成長した筒香も、入団当初はストレートに対応できず苦しんだ。プロのストレートはスピードもキレも球威も、アマ投手とは格段に違う。金属バットなら多少ポイントがズレても前に飛ぶが、木のバットではそうはいきません」

 筒香は新人年、キャンプ終盤から一軍に帯同するも、オープン戦では15打数3安打7三振と結果を残せず、3月19日に二軍落ち。当時の首脳陣が二軍でじっくり育てる方針を掲げたからだが、清宮は日本ハムで一軍の戦力とみなされている。前出のスコアラーは、「清宮自身も駆け引きが大事だと思っているのなら、速球に絞って打つのも手です。まず速球を打てれば、相手の攻め方も変わってくるはず」と言う。

 その清宮は13日からの広島2連戦に向け、「なかなか結果が出ていませんが、経験を踏まえて、悔いのないようにやりたい」と意気込む。今後はストレートを仕留められるかどうかがポイントになりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…