練習試合で2連発 中央学院“二刀流”大谷拓海にプロ熱視線
「二刀流」大谷が圧巻の2打席連続弾を放った。
春夏通じて甲子園初出場を決めた中央学院(千葉)の「エースで4番」大谷拓海(2年)が13日、千葉・我孫子市内の同校グラウンドで行われた光明相模原(神奈川)との練習試合に「4番・右翼」で出場。中越えと右中間に放り込んで通算25号とした。
投げては六回から救援登板。2イニングを投げ、2安打2三振無失点に抑えた。右投げ左打ち。名前が大谷ということで、「二刀流」が注目を集める。
練習は投手6割、打者4割だというが、昨秋の明治神宮大会で神宮の左翼席に本塁打を流し打って「打」の方のプロの評価を上げた。視察した巨人の福王スカウトが「逆方向に飛ばせる。素材がいいのは間違いない」と絶賛すれば、別の球団のスカウトは「現段階では投打両方で見ているけど打撃の評価の方が高い」と話していた。
打撃力を生かし、1年春から外野手として出場。花巻東時代の“本家”大谷(エンゼルス)は、12年センバツで大阪桐蔭の藤浪(阪神)から本塁打を放っている。
こっちの大谷も聖地で足跡を残せるか。