楽天は「77」永久欠番に 故・星野氏巡る中日との“温度差”

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 とはいえ、中日も訃報のあった直後にナゴヤ球場にいち早く献花台を設置。名古屋での「お別れの会」には、多くの中日関係者が参列していた。

「星野さんが2度目の中日監督を退任したのが2001年だから、もう17年も前。それに、側面からドラゴンズを支援すると約束してチームを去ったのに、そのまま阪神監督に横滑りしたことで、『裏切られた』とショックを受けた中日関係者も多かった。監督時代には闘将を信奉する人も多かった半面、湯水のように補強費を使うやり方に批判もあり、本社や球団内でも星野派と反星野派が角を突き合わせていた。あくまで外様だった阪神や楽天とは関わった歴史に雲泥の差がある。その分、両者の間には愛憎半ばするところがあるのは確か」(前出の関係者)

 これも、常に賛否が入り交じった野球人星野氏の歴史である。

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