欧州遠征でハッキリ…W杯に連れて行くには「厳しい」選手
現地で取材中の元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏はこう言う。
「ウクライナ戦に1トップで先発したFW杉本ですが、ヘディングの競り合いに数回ほど勝ったかな……という印象しか残せなかった。この試合では相手ゴールを背にした格好でボールを受けることが多く、その体勢からクルッと反転してシュートに持ち込みたいところだったが、そういったプレーを得意としていない杉本は、アピール不足に終わってしまった」
さらにマリ戦に先発したMF森岡とウクライナ戦先発のMF柴崎を比較して「森岡は不必要」と前出の六川氏が続ける。
「森岡の所属するベルギーと柴崎がプレーするスペインのリーグには圧倒的なレベル差が存在すると言ってしまえばそれまでだが、技術、アイデアともに柴崎に軍配が上がる。森岡のロシアW杯メンバー入りは厳しい」
これから代表メンバー絞り込みのサバイバルが本格的になるが、その中で「本田・杉本・森岡不要論」は、どんどん勢いを増すことだろう――。