レギュラー格FW原口に追いすがる マリ戦ゴール中島の強み
欧州遠征中の日本代表は、27日のウクライナ戦(日本時間同午後9時20分開始)に向けて25日、ベルギーのリエージュでトレーニングを行った。
冒頭の15分が報道陣に公開され、23日のマリ戦でケガをしたMF大島とDF宇賀神は24日に続いて練習を回避。さらにこの日、FW大迫が内転筋痛のために大事を取って別メニュー調整だった。
ウクライナは、ロシアW杯グループリーグ3戦目のポーランドの仮想敵国。マリ戦とは先発メンバーの顔ぶれも変わるだろうが、注目は左サイドFWのポジション争い。
「1月下旬にドイツ2部デュッセルドルフに移籍したFW原口は、出場機会が増えたことでプレーのクオリティー、コンディションともに万全。メディア対応も落ち着いてこなし、レギュラーの風格を漂わせています。その原口に代わってウクライナ戦の後半途中に出番が回ってくるのは、マリ戦先発のFW宇佐美か、初代表戦で同点弾のFW中島か、非常に気になるポイントです。現時点では<中島が左FWの2番手>だと思います」とは現地取材中の元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏。さらに続ける。