開幕10試合連続0へM1 中日・鈴木博を支える“メジャー志向”

公開日: 更新日:

 外れ1位でも期待はハズさない。

 中日ドラフト1位、鈴木博志(21=ヤマハ)である。

 広島に入団した中村奨成(18)の外れ1位だが、ここまで中継ぎとして9試合に登板し、計4安打無失点。「防御率0.00」と期待に応えている。

 主に勝ち試合のセットアッパーを任され、ここまでホールドは3つ。

 21日の広島戦では、八回途中からプロ初の「回またぎ」を経験しながら一人の走者も許さず、味方の援護で初勝利。完全に首脳陣の信頼を得ている。

 鈴木の目標は絶対的な守護神。しかも、見据える先は日本ではなく海の向こう、大リーグだ。

 背番号にもその思いが表れている。

 指名挨拶で希望した「46」は、目標にしているレッドソックスのキンブレルの番号。ブレーブス時代の11年から4年連続セーブ王に輝いたクローザーだ。

 希望通り「46」を背負うと、入団発表では「日本の選手はあまりつけていないからこそ、自分の背番号にしたい」と言ってのけた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇