長谷川健太氏と風間八宏氏 次の代表監督をめぐる“明と暗”
「策士のイメージで語られがちだが、対戦相手別に策を練るでもなく、自分のやりたいパスサッカーにこだわり、ミス連発の選手を代えないで出し続けたり、あまりにも柔軟性に欠ける。コストパフォーマンスも最悪。風間監督は名古屋のJ2降格決定後の17年1月、年俸1億円の3年契約を交わしたともっぱら。戦力も練習環境もJ1の上位レベルなのに17年J2は3位で昇格プレーオフに回り、今季は総額20億円の補強費でブラジル代表FWジョーらを獲得しながら最下位。
本来は監督自ら辞意を表明するのが当然だが、8連敗目となったFC東京戦後、会見で進退を問われると『チームが決めることです』と受け流した。実は解任の場合、3年分の年俸が満額支払われるが、辞任では少なくとも3年目分は支払われない。そんな事情は選手も承知しており、チーム内にはシラケた空気が漂っている」
名古屋は風間監督と心中するつもりなのか?