英語の冗談に日本語で反応…大谷翔平の知られざる米国生活
英語が分からない、しゃべれないからといって、しかし、臆するところはまったくない。ビジターのロッカールームでは通訳なしでナインとエアホッケーに興じて大笑いしたこともある。
■行動は通訳と常に一緒
住まいは本拠地のエンゼルスタジアムから車で10分ほどの距離にある3ベッドルームの一軒家。月々の家賃は50万円とか。一人暮らしだし、当初はこぢんまりした部屋を希望していたが、球団からセキュリティーのしっかりしたところに住むよう促されたらしい。本人は「部屋が広すぎるので、少しさびしい気持ちが強い」と話している。
米国で車は必需品。ちょっと歩いて、そこのコンビニまで……というわけにはいかない。が、大谷は運転免許を持っていない。オフはトレーニングが忙しくて免許を取得する暇もなかったし、移動は電車とタクシーで十分、間に合うと考えていたからだ。したがって移動は日本ハム時代から一緒だった水原通訳の運転に頼る以外になく、現在も住まいは水原通訳の近所だし、行動は常に一緒。キャンプ中は球団から支給されるレンタカーの助手席に乗っていた。車種は「ヒュンダイ」のセダンやSUVに「シボレー」のSUV。大谷自身はかつて、日刊ゲンダイの取材に「免許があったら車に興味が出てくるというか、(免許を)取ろうと思ったときに(車に興味が)出てくるのかなとは思います」と話していた。