便乗商法? 横綱白鵬の“東京五輪浴衣”はマーク無許可使用
日刊ゲンダイの質問に、同組織委員会事務局は以下のように返答した。
「白鵬関から、使用の許可などコンタクトはなかった。だからといって、アンブッシュマーケティング(便乗商法)だと指摘することはない。個人での利用? そういうことですね」
確かに白鵬はこの浴衣で商売をしているわけではないが、そこは天下の横綱だ。すでに五輪マーク入りの浴衣はメディアで取り上げられている。個人使用の範疇を大きく逸脱しているし、モラルも大きく欠けていると言わざるをえない。
JOC事務局は「五輪のロゴは許可なく勝手に使うのは禁止されている」との回答。あるJOC関係者も「個人の使用とは、一般的に人目につかない範囲のこと」と、クビをひねる。
昨15日の3日目は松鳳山を下し、3連勝の白鵬。今から東京五輪の看板面をしている横綱のこと、東京五輪までは意地でも引退しないつもりだ。