便乗商法? 横綱白鵬の“東京五輪浴衣”はマーク無許可使用

公開日: 更新日:

「さすがにあの浴衣はどうなのか……」

 横綱白鵬(33)の周辺から、疑問の声が上がっている。

 問題の浴衣とは、現在白鵬が着ているもの。派手な赤の地に白い文字で「白鵬」と「2020」とあり、さらに五輪マークまで書かれている。これが2020年東京五輪をイメージしていることは一目瞭然。白鵬はかねて「東京五輪までは現役でいたい」と話しており、そのためのアピールだろう。

 自らデザインしたという浴衣を関係者に配った横綱は「みんな欲しがるかなあ」と悦に入っていたが、気になるのがそのデザインだ。

 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会のホームページには、「オリンピック・パラリンピックに関するエンブレム、ロゴ、用語、名称をはじめとする知的財産は、日本国内では『商標法』、『不正競争防止法』、『著作権法』等により保護されています」とあり、さらに「その使用には、これら団体からの事前の許諾が必要となります」とつづられている。団体とはすなわち、JOCや東京五輪の組織委員会などを指す。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…