西野Jだけでなく強豪国にも火種…W杯のスポンサー料も激減
もともとイタリア、オランダが欧州予選で敗退して「興味が半減した」と話すファンが少なくないのに14年大会の覇者ドイツは、正GKノイアーが今月2日に実戦復帰するとレーウ監督が「ノイアーが第1GK」と断言し、これによってチーム内が揺れている。
ノイアーが戦線離脱していた8カ月半、ドイツ代表を支えたバルセロナ所属の実力派GKテアステーゲンを支持する選手が多いからである。
本大会後にJ神戸入りするMFイニエスタを擁するスペインは、W杯開幕2日前の13日にロペテギ監督を電撃解任した。「ロシアW杯後に(スペインの強豪)レアル・マドリードの監督に就任する」ことが発表され、スペインサッカー連盟が「この時期に発表するとは言語道断」と激怒。後任にスペインサッカー連盟の強化責任者を務めていた元スペイン代表DFイエロが就任することになった。
■スポンサー料200億円減
2カ月半前に監督が代わった日本代表も真っ青のドタバタ劇と言うしかないが、これでスペインが早期敗退することになれば、W杯の盛り下がりに拍車が掛かりそうだ。