勝つべき階級で勝てず…至学館大・栄和人監督の解任は必然

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 しかし、今回の全日本選手権ではOGの教え子でリオ五輪金メダリストの登坂絵莉が50キロ級でまさかの準決勝敗退。五輪階級でもある76キロ級決勝では、世界ジュニア2位で在校生の松雪泰葉が立命館大OGの皆川博恵に屈した。20年東京五輪の全階級制覇を目標に、中でも力を入れると言っていた重量級で結果を残せなかった。

 謝罪会見後の「言動が期待外れ」だったのはもちろん、勝たせるべき選手を勝たせられないようではただの「パワハラ監督」。クビになるのも当然だ。

 なお、栄氏の後任は未定だが、副学長で日本代表のコーチを兼任する吉田沙保里の起用について、谷岡学長は「あり得る」と話した。

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