セネガル戦へ日本の秘策 現地取材の六川亨氏は武藤に注目

公開日: 更新日:

 ロシアで取材中の元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が言う。

「セネガルCBに正面切って戦いを挑んでも分が悪いが、大迫はドイツ1部で屈強系DFを上手にいなしながら、着実にポストプレーをこなしている。現時点ではコロンビア戦に攻撃的左サイドとして先発したMF乾貴士が外れ、右サイドで先発したMF原口元気が左に回り、攻撃的右サイドにFW武藤嘉紀が先発すると予想しますが、今大会初出場となる武藤に注目したい。ドリブル突破が得意の選手ですが、相手DFの背後を突くスピードもストロングポイントです。大迫と原口、そして武藤が各自の持ち味をフルに発揮すれば、ゴールチャンスも生まれる」

■海外組DF陣の対応力が問われる

 セネガルは、アタッカー陣も欧州トップリーグで結果を残している。

 大黒柱FWマネは英プレミアの強豪リバプール所属。FWニャンはセリエAの古豪トリノでプレー。しかし、セネガル戦で先発予定のDF陣(左から長友佑都昌子源吉田麻也酒井宏樹)の中でJリーグ鹿島の昌子以外はセリエA、英プレミア、仏リーグで外国人FWと何度もマッチアップ。経験値はある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…