セネガル戦へ日本の秘策 現地取材の六川亨氏は武藤に注目
ロシアで取材中の元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が言う。
「セネガルCBに正面切って戦いを挑んでも分が悪いが、大迫はドイツ1部で屈強系DFを上手にいなしながら、着実にポストプレーをこなしている。現時点ではコロンビア戦に攻撃的左サイドとして先発したMF乾貴士が外れ、右サイドで先発したMF原口元気が左に回り、攻撃的右サイドにFW武藤嘉紀が先発すると予想しますが、今大会初出場となる武藤に注目したい。ドリブル突破が得意の選手ですが、相手DFの背後を突くスピードもストロングポイントです。大迫と原口、そして武藤が各自の持ち味をフルに発揮すれば、ゴールチャンスも生まれる」
■海外組DF陣の対応力が問われる
セネガルは、アタッカー陣も欧州トップリーグで結果を残している。
大黒柱FWマネは英プレミアの強豪リバプール所属。FWニャンはセリエAの古豪トリノでプレー。しかし、セネガル戦で先発予定のDF陣(左から長友佑都、昌子源、吉田麻也、酒井宏樹)の中でJリーグ鹿島の昌子以外はセリエA、英プレミア、仏リーグで外国人FWと何度もマッチアップ。経験値はある。