優勝誓う新大関・栃ノ心 モンゴル勢より怖い“本当の敵”

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 それはすでに稀勢の里(31)がたどった道でもある。番付は違えど、横綱昇進時は30歳。

 怪力を武器とし、今の栃ノ心同様、モンゴル勢駆逐の期待も高かった。それが昨年の3月場所終盤に左上半身を負傷。その時点で休場しておけばキズは浅かったかもしれないが、「優勝がかかっている横綱が休むわけには……」と、強行出場した結果、自身2度目の賜杯と引き換えにもっか7場所連続休場中。今年中にも引退が濃厚とみられている。

 自慢の怪力がアダとなり、和製横綱の二の舞いは避けてほしいが……。

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