ブラジル4強ならず 王国の守りを崩したベルギーの戦術変更

公開日: 更新日:

 優勝候補がベスト8で姿を消した。ブラジルは前半13分、オウンゴールで先制されると、31分にはカウンターからMFデブルイネ(27=マンチェスターC)にゴール右隅に決められ、2点のリードを許す。

 後半31分、MFレナトアウグスト(30=北京国安)のヘディングシュートが決まって一矢報いたが、その後は相手ディフェンス陣を切り崩せない。アディショナルタイム5分を終えると無情のホイッスルが響き、4強進出を逃した。アルゼンチンのFWメッシ(31=バルセロナ)、ポルトガルFWのC・ロナウド(33=Rマドリード)に続いて、世界を代表するストライカーのひとりであるネイマール(26=パリサンジェルマン)までロシアの地を去ることになった。

■ネイマールら攻撃陣も不発

 ブラジルはメキシコとの決勝トーナメント1回戦までの4試合で、わずか1失点。統率の取れた鉄壁なDFは、なぜ崩されたのか。

「ベルギーのマルティネス監督の戦術変更にまんまとはまりました」と現地ロシアで取材中の元ワールドサッカーグラフィック編集長の中山淳氏がこう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動