二刀流復帰は先延ばしに…大谷に求められる“打者ノルマ”

公開日: 更新日:

 大谷は言うまでもなく、投打の能力の高さを評価されて入団した。仮に打者専念となればDHで守備の負担もないだけに、それなりの結果を求められる。

 打つだけではなく、チーム一の俊足を生かした走塁面でも活躍が期待されているのだ。

 大谷はここまで2盗塁と俊足の割には物足りない。ソーシア監督によれば、「最低でも20盗塁はできる技術を持っている」とスカウトから報告を受けたそうで、「彼のスピードと走塁技術をもってすれば、盗塁を積み重ねるのは決して不可能ではない」としている。

 走塁では常に全力疾走しており、昨年10月にメスを入れた右足首に不安はなさそうだ。地区優勝争いから脱落したエンゼルスにとって今や打者大谷は数少ない見どころのひとつ。

 日本時間24日に本拠地で行われたホワイトソックス戦では、2打席目に特大の8号ホームランまで飛び出した大谷。シーズン終盤まで打って走っての活躍は注目を集めそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…