山根会長が怒りの猛反論 ボクシング連盟は泥沼全面抗争に
■“爆弾”はまだある
共同通信のインタビューでも、「絶対ありません」と否定した山根会長は、法的措置を取る可能性を聞かれて、「考えている。名誉毀損ですね」と対抗手段を検討する考えを明らかにした。
試合用グローブの独占販売や過剰接待についても全面否定。「山根会長のおもてなし」と題し、ミネラルウオーターの本数からフルーツの銘柄、飴の種類まで指定し、合いびき肉のハンバーグはダメ、ウナギやアナゴなど長いものは食べないなど実に38項目に及ぶ「おもてなしリスト」については、
「ありません。要求の文書がきたなんて言ってるけど、一切やってない。カンロ飴なんて120円ですよ。ミネラルウオーターなんてナンボすんねん。豪勢ですか? 僕は改革をしている人間」
とまくし立てた。
認めたのは、助成金の不正流用のみ。16年リオ五輪代表の成松大介選手に支給された240万円を他の2選手と3等分するよう指示したと“自供”したが、すぐに「やってはいけないこととは思わなかった」と言い訳して、「(不足分の)160万円は成松に返した。16万円ならあるけど、160万円と急に言われてもないので、自分の息子から買ってもらった時計を売った。ロレックスです。買ってくれた大事なロレックスを息子に内緒で売りました」と浪花節で自らの正当性を主張していた。