行方不明バッグも到着 ラブラブ比嘉真美子は初日2位発進
【全英リコー女子オープン】
4年ぶり3度目出場の比嘉真美子(24)が7バーディー、1ボギーの66で回り、首位と1打差2位と好スタートを切った。
前週は国内大会が終わるとその足で英国へ出国。ドイツ経由で月曜朝に到着したが、肝心のキャディーバッグが行方不明というトラブルに見舞われた。大会前日にようやくクラブは到着。「バタバタといろんなことがあるんだな」と気持ちは落ち着いていた。
出だし1番パー3はティーショットが手前バンカーにつかまるも、2メートルに寄せてパーセーブ。すると2番4メートル、3番6メートルの連続バーディーが来た。
6番パー5は2オンに成功して2パットバーディー。続く7番パー5ではグリーンそばからのアプローチをピンそば1メートルにつけて2度目の連続バーディー。
8番でパーオンを逃して初ボギーをたたいたが、直後の9番で7メートルの長いバーディーパットをカップに放り込んだ。
後半も12番、14番でバーディーを奪い6アンダーまでスコアを伸ばして、単独2位に浮上。比嘉はティーショットに3番ウッドを多用。2打目の距離が残ってもポットバンカーを避けてフェアウエーキープに徹した。だからフェアウエーを外したのは2回だけで、パーオン逃しも3ホールだけとショットの正確性が光った。