全英V圏内2位キープも…比嘉真美子に立ちはだかる新たな敵
「松山英樹が初出場で優勝争いに絡んだ2013年全英オープンが有名です。その時はプロ転向1年目で日本ツアーメンバーでした。大会3日目には一時、首位と1打差に迫ったが、17番でスロープレーによる1罰打を受けた。これが欧米の有名プロなら罰打を受けたか、アジアの選手が標的にされたのではないのか、と、しばらく問題になった。実際、日本のシニアプロがある国のナショナルオープンで優勝争いに絡み、バンカー内で足を砂に潜らせて安定させたらライの改善だと突然クレームをつけられて2罰打になり、勝てなかったこともある。日本選手はささいなことでクレームをつけられることが十分に考えられます」(米ゴルフ記者)
樋口久子(現・日本女子プロゴルフ協会相談役)の1977年全米女子プロ優勝から、実に41年ぶりの日本人メジャー優勝に近づいたが、簡単にはいかないわけだ。
その他の日本勢は、岡山絵里が1オーバー55位タイで予選通過。上原彩子は2オーバー66位タイ、成田美寿々は4オーバー90位タイ、畑岡奈紗は5オーバー98位タイ、横峯さくらは8オーバー125位タイで予選落ち。