山根会長だけではない ボクシング連盟に巣くう女帝の正体

公開日: 更新日:

 再興する会の関係者は、「内海理事は連盟の金庫番的役割も担い、そういう意味でも山根会長と極めて近しい間柄。内海理事のバックに山根会長の威光を見るボクシング関係者は多く、一部では『女帝』とも呼ばれた。彼女を筆頭とする連盟幹部に数多くいる忖度族の存在が山根会長を増長させ、それが連盟のコンプライアンスを機能不全に陥らせた大きな原因」と見ている。

 日本ボクシング連盟は6日、JOCなどからの要請を受けて、告発された事案を調査する第三者委員会を設置すると発表した。JOCなどは、執行部から独立した中立的なメンバーを公表したうえで、9月28日までに調査結果と組織運営について文書での報告を求めているが、多くの幹部が山根恐怖支配体制を支えてきただけに、第三者委員会の人選を含めて厳しい監視の目が必要だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース