広島・丸と西武・浅村めぐり…巨・神でFA補強争奪戦が勃発
巨人と阪神、早くも来年のことで頭がいっぱいのようだ。
12日、巨人は広島に勝って敵地マツダでの連敗を13で止め、一方の阪神はDeNAに大敗した。シーズンが残り50試合を切る中で、セは広島の3連覇が濃厚。ともに就任3年目の巨人高橋、阪神金本の両監督が仮に来季も続投するとしても、広島にこれ以上、やられ続けるわけにはいかない。
「広島の野手陣と比べると、巨人と阪神は戦力が手薄。今オフは、野手の補強により多くの予算をつぎ込む方針と聞いています」とは、さる放送関係者。
今オフ、野手のFA市場で目玉になるのは、広島の丸佳浩外野手(29)と西武の浅村栄斗内野手(27)。セ・パの首位チームの3番打者だ。
丸は4月に右足故障で一時離脱したものの、打率.313、25本塁打、57打点。浅村はここまで全100試合に出場し、打率.315、23本塁打、87打点。打点王争いでトップに立っている。
■ともに二塁と外野が補強ポイント
丸と浅村はともに1年契約の年俸2.1億円(推定)。丸はAランク、浅村はBランクとみられる。