苦手G打線を翻弄 “ハマの宇宙人”DeNA井納が持つ特権

公開日: 更新日:

 22日、DeNAの井納が巨人戦に先発し、7回3安打無四球無失点で4勝目。「攻めの投球で乗り切れた」と、前回7回5失点と炎上した苦手な巨人打線を翻弄した。

 五回、亀井の一ゴロをさばいたロペスの送球がそれ、井納は懸命に足を伸ばしてベースカバー。お立ち台で「やっと脚の長いのが生きたかなと思います」と言ってファンを沸かせた。

 天然発言の多さから「ハマの宇宙人」といわれる井納は今季、中継ぎと先発を行ったり来たり。ファームでは7月にノーヒットノーランを達成するも、一軍では結果を残せずにいた。そんな自分の成績を棚に上げる部分もあるという。

「良くも悪くも素直な性格。思ったことをすぐ口にする。浜口、今永、東……次々に出てくる後輩に対する嫉妬心も隠そうとしない。『あいつはメンタルが課題』とか、まるで評論家のように言うこともある。それが絶対的エースなら周りも納得するけど、今年の成績じゃあ……。でも、何を言っても『井納だから』で片付けられるのは、彼の特権でもある」(DeNA関係者)

 再び5位に浮上したDeNA。不思議キャラがベンチの雰囲気を変える?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された