杉田には完勝も…錦織圭2年ぶりツアー最終戦へ“崖っぷち”
決勝戦でこのガッツポーズは見られるか。
男子テニスの楽天オープン(ATP500)シングルス1回戦、世界ランク12位で第3シードの錦織圭(28)が同ランク110位の杉田祐一(30)に6―4、6―1で完勝した。
錦織の今季の最終目標は2年ぶりにツアーファイナル(11月11日開幕)に出場すること。その切符はレースランキングの上位8選手しかもらえない。現在10位の錦織は2人を蹴落とさなければならないが、自分より下位の選手に抜かれることもある。
今大会後は上海ロレックスマスターズ(7日開幕)、エルステ・バンクOP(22日開幕)、パリ・マスターズ(29日開幕)と続く。まずは地元で4年ぶりの優勝を果たし、ポイント(1000)の高い上海マスターズに向かいたいところだが、レースランク6位のチリッチ、8位アンダーソン、15位ラオニッチも参戦。錦織の壁となる。