「稽古場にも来ないくせに」退職の引き金引いた弟子の離反

公開日: 更新日:

 今年の夏巡業では、貴公俊貴乃花親方の注意を公然と無視する事件が起きた。正座を命じられてもシカト、殴れるものなら殴ってみろと言わんばかりの開き直った態度を取って、周囲の関係者たちをア然とさせた。「貴乃花部屋の力士たちの気持ちは、とっくに親方から離れていた。以前から移籍願望があった力士もいたくらい」とは前出の親方だ。

 貴乃花は会見で「弟子は子供」「(自分は)意思としては師匠、お父さん」と繰り返した。「自分が育てた弟子が、とにかくかわいい。この子たちの幸せと栄光の道を、できるだけ作ってあげたい」とも言った。弟子がかわいいがゆえに、弟子を思って退職を決意したかのように話していたものの、どうやら真相は違う。

「弟子がかわいいどころかむしろ逆。離反して言うことを聞かない、いよいよ自分じゃコントロールできなくなってサジを投げたんだろう。でなきゃ、告発状を出している最中に貴公俊が付け人をぶん殴ったり、理事解任提案の翌日に銀座でハメを外したりするわけがない」(同)

 要するに、弟子の離反にニッチもサッチもいかなくなって退職したというのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭