貴乃花が後援者を激怒させた 巡業部長時代の“居留守”事件

公開日: 更新日:

 4日、貴乃花(46)が議員会館に赴き、馳浩元文科相と面談を行った。

 これには報道陣も「すわっ、参院選の出馬打診か!?」と色めき立つも、貴乃花は「今日は引退の報告だけ」と、ウワサを否定。もっとも、貴乃花は今年3月に内閣府に告発状を出し、取り下げたとはいえ、内容はいまだに否定していない。ここにきて議員会館を訪れたのは、相撲協会を外から揺さぶる目的もあったのではないか、とみる向きもある。

■広告や協賛を取り下げ

 しかし、協会で職務放棄を繰り返した貴乃花の言葉に、どれだけの説得力があるのか。

 巡業部長時代を知る親方は「あれにはほとほと参った」と、こう話す。

「巡業中、地元後援者や勧進元などが挨拶に来たとき、対応するのも部長の仕事。慣例だし、それが礼儀じゃないですか。でも、貴乃花は会場にいながら知らんぷり。自分では挨拶に行かず、副部長の玉ノ井親方(元大関栃東)に対応させていた。貴乃花がその場にいることは後援者も知っているだけに、『あまりに失礼じゃないか』と激怒した人は数知れず。広告や協賛を取り下げた後援者も複数いた」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ