卓球Tリーグ開幕 松下浩二チェアマンに聞く“道のりと課題”

公開日: 更新日:

――東京五輪後、スポンサーの支援が縮小する「東京の崖」への不安はありますか。

「よく言われますよね。その不安はもちろんあります。2020年まではお金を出してくれても、五輪を過ぎると少なくなる。だから、少し(資金援助が)落ちてもそれ以上に(卓球界が)盛り上がっちゃえばいい。消えてなくならないよう、ロケットのようにどこまで上がれるか。今から2~3年が最も大事です」

――そのためには、何度も見に来てくれるような工夫も必要だと。

「1万円だったら1万円のものを提供しないとお客さんは離れてしまうし、納得しない。繰り返し来てくれる工夫もしないといけないと思っています。演出は常識にとらわれず、新しいことをやりたい。先輩たちには『卓球はこんなんじゃねえ』と言われそうですが。常識は人それぞれで、一般論もアテにならない。間違った人が大勢いて多数決をしたら、それが一般論になる。それが卓球の発展を阻害していると思います。少数意見も大事にしないといけない。でも、これからいろいろ言われるんでしょうね(笑い)」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭