評論家・大宅映子さん<1>ゴルフは不公平さ受入れる人生修養
台湾人のお友達の紹介で買ったと思うのですが、何か名前からして当たらないような気がして(笑い)。あの頃は、そんなに熱心にやっている感じではありません。
結局、ハーフ60を切れないまま、しばらくゴルフから遠ざかったんです。
結婚して子育て中は、何かあったときにすぐに家に戻れないせいもあって、ゴルフを控えていました。
その間は代わりにテニスをしてました。コートからなら、何があっても走って帰れますから。
■みんな平等とはいかない
子育てが一段落して、平成元年にゴルフを再開して改めて思ったのは、その理不尽さです。
テニスならば努力しただけ報われる。少なくとも前回できたことができる。でもゴルフは、さっきできたことができない。
もっと理不尽だと思うのは、不公平な結果が頻繁に起きることです。フェアウエーにいいショットを打っても、ボールのところへ行ってみたらディボット跡にあったり。