大宅映子さん<2>神津善行さんはゴルフの「師匠兼主治医」
この時、何かとサポートをしてくれたのが神津さん。ティーショットした後は「どうせヘタなんだから」とボールの下に草を置いて、ティーアップしたのと同じ条件でプレーさせてくれました。
神津さんは、ゴルフに対しても物凄くまじめな方です。今も毎日、時間を見つけては1日100回の素振りを欠かさない。ある日、いきなり車で来て、「僕が言っていた理論がようやく本になりました! これだけは読んでください」と置いていったのが、有名なティーチングプロ、デビッド・レッドベターの本でした。
神津さんとは長年一緒にラウンドしているので、私のスイングがちょっと変わっても「ここが違ってますよ」と指摘してもらえます。そういう点では「師匠兼主治医」と言えますね。
夫ももともとゴルフ好きで、霞ケ関CC(埼玉)のメンバーでもありますからわが家のトイレは大変なことになっています。私がヤニ・ツェン、ローリー・マキロイ、タイガー・ウッズ、アーニー・エルスのスイング連続写真を貼ったんです。その下に、夫が「ひざが緩む」とか技術的なヒントを得ると書く紙が10枚くらい貼ってある。最近はその下にまた5枚くらい増えてます(笑い)。