大宅映子さん<2>神津善行さんはゴルフの「師匠兼主治医」
私のゴルフの師匠は、神津善行さん(作曲家)です。神津さんに講演を頼んだ時には、司会の私が神津さんの紹介をします。その直前に舞台の袖で、「他のことはどうでもいいから、私のゴルフの師匠だと言ってくれ」とくぎを刺すんです(笑い)。
実際のところ、神津さんが私のスイングを一番分かっておられるのは確かです。子育てでしばらく遠ざかっていたゴルフを再開することになったのは、平成元年の全日空モニター(ご意見番)の会がキッカケでした。
この会は森繁久弥さんと神津善行さんが仕切り役。他にも草笛光子さん、ダークダックスの皆さん、ソニーの大賀典雄さんなど豪華なメンバーが参加していました。みんなで旅行に行って、その夜は宴会とエンターテインメントがあって1泊。翌日はゴルフ組、テニス組、観光組に分かれて過ごす、楽しい会でした。
ゴルフ組が一番多かった。ちょうどその頃は軽井沢のテニス会に参加していた方々が、皆ゴルフ組に流れたんです。私もそのひとりで、ゴルフを再開することになりました。
モニター会で出かけたのは、本格的なコースでは日本最南端のゴルフ場として知られていた石垣島ゴルフ倶楽部です(2006年8月閉鎖)。