プロ野球「名球会」ってナンなんだ?
プロ野球「名球会」からなにを連想する?
仏壇の死んだひいじいちゃんの位牌の前に供えてある勲六等どうのこうの勲章。もらったときは色鮮やかだっただろうリボンも色褪せて(たぶんおふくろが朝晩供えるお茶とかをこぼしたらしいシミとかも茶色く染み付いたりして)、さ~て、これどんだけの値打ちがあるんかねえ? 鑑定団とかに出しても、値段は付かねえだろなあ。
首位打者、打点王、本塁打王、MVPのトロフィーならどれも、おお名選手! と一目で分かるが、「名球会」って、誰が決めたんだか、てめえらで「名」だなんて偉そうに、なんだか手前味噌な感じ、あんた、しません?
そりゃまあ、年食っても体形スマートで、打っても守ってもまだ現役いけるね、って秋山幸二だのも交じるが、内臓脂肪がわりとよくない傾向で、内科医とかにかかってるんで、ないかい? と心配しつつも、おお、野茂ってまだトルネードで投げトルネ~ど、ってまあ、昔の面影がありゃいいよ。
現役時代は塀際の魔術師だったのが、生え際の毛抜け師んなって誰だか分からねえのに、無理して出てこなくてもサ、ベンチで股ぐら火鉢で温まってりゃいいものを。なにさま入場料取ってボロボロの野球見せてチャリティーにするからしゃんめえ? でもあんたら、どう見てもチャリティーされる側じゃねえの? 年に一度押し入れの陰干しじゃねえんだから、名選手は記憶の中にとどめたらどんなもんだろかいな。