盛り上がらない日米野球の舞台裏を勝手に妄想してみた
今年の日米野球でメジャーリーガーたちが飛行機の中で上層部から告げられたことを想像する。
上層部「オフでみんな大変な時期にご苦労さん。恒例というか、まあ半分惰性で続けてる日米野球、誰かが犠牲になる。
前田健太クンにはまあ、故郷に錦を飾るという誉れもあろうから頑張ってちょうだい。
みんなワイフ同行の観光旅行だと思って楽しんでくれ。ただし、観光気分というそぶりは決して出すな。せめて正々堂々と試合をしているという態度は見せてもらいたい。
彼らは東京オリンピックで金メダルを取るという目標がある。君たちにはそれがない。やってられるかという気分になるのはよ~く分かる。
しかし! 日本はMLBにとっては大切な市場である。今年は大谷翔平クンの活躍でテレビ視聴率も伸びた。大谷に続こうと、安くて使い勝手のいい選手がNPBにゃゴロゴロいる。ブンブン振り回してホームラン打ちたがる選手も出てくるだろう。とにかく彼らを手当たり次第褒めろ」
マッティングリー監督が手を挙げる。