マスターズ目指す今平周吾 正念場前に“遊びゴルフ”の代償
【Hitachi3Tours選手権】
男子ツアー、女子ツアー、シニアツアーによる対抗戦が行われ、通算10ポイント獲得のシニアが6年ぶりに優勝。2位は9.5ポイントの女子、最下位は7.5ポイントの男子だった。
大会には、「賞金王&賞金女王が集結 日本ツアー最強決定戦」と仰々しいタイトルが付き、各ツアーから賞金ランク上位選手が出場した。
多くの選手はすでにオフに突入してお気楽ゴルフだったが、男子ツアー賞金王の今平周吾(26)はシーズンが終わっていない。来年4月のマスターズ出場を目指し、年内世界ランク(WR)50位以内資格を獲得するためインドネシアンマスターズ(13日開幕)にエントリーしているからだ。現在WR55位の今平が、50位圏内に入るには、インドネシアンマスターズで優勝か単独2位が最低条件(昨年実績)となる。
「これから正念場を迎える今平が、WRポイント獲得に関係のない“お遊び大会”に出たら、闘争心も集中力も薄れてしまう」と評論家の宮崎紘一氏がこう続ける。